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10月22日に創立30周年記念公開講座「AI(人工知能)によって変わる未来」を開催

2016年10月6日掲出

東京工科大学創立30周年記念公開講座
                講師陣

 東京工科大学は10月22日(土)に八王子キャンパスで、公開講座「AI(人工知能)によって変わる未来」を開催します。
 これは、同大が今年4月に開学30周年を迎えたことを記念して行われるものです。
 公立はこだて未来大学の松原仁教授、東京大学大学院の大江和彦教授、東京工科大学のライエル?グリムベルゲン教授が講演します。
 なお、当日は学園祭も同時開催中です。聴講無料、要事前申し込み(定員になり次第締め切ります)。

◆東京工科大学創立30周年記念公開講座「AI(人工知能)によって変わる未来」

【開催日時】10月22日(土)13:00~16:40(開場12:30)※学園祭同時開催

【開催場所】東京工科大学 八王子キャンパス メディアホール

【交通案内】/campus/access/006644.html

【プログラム】
 ?13:00~13:10 学長挨拶
東京工科大学学長 軽部征夫
 ?13:10~14:10 講座「人工知能はどこまできたか どこに向かうか」
  公立はこだて未来大学 副理事長 松原 仁教授
 ?14:10~14:25 休憩
 ?14:25~15:25 講座「人工知能がもたらす医療の未来とは」
  東京大学大学院医学系研究科 医療情報学分野 大江 和彦 教授
 ?15:25~15:40 休憩
 ?15:40~16:40 講座「ディープラーニング恐るべし!人工知能はどうして急にプロ棋士を超えられたのか」
  東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 ライエル?グリムベルゲン教授

【定 員】各300名
※会場の都合により、定員になり次第締め切らせていただきます。

【参加費】無料

【申込方法】
※定員に達した為、お申し込み受付は終了いたしました。

【申込締切日】10月20日(木)
 

■講演内容

●人工知能はどこまできたか どこに向かうか
公立はこだて未来大学 副理事長 松原 仁 教授

 コンピュータ囲碁がトップクラスのプロ棋士に勝った、コンピュータが(一部を)作成した小説が文学賞の一次審査を通ったなど、最近の人工知能の進歩は目を見張るものがあります。
一方で人工知能の進歩によって人間の仕事が奪われる可能性が指摘されています。
 また将来に人工知能が人間の能力を超えるシンギュラリティが訪れるという主張もされています。
 ここでは人工知能とはどういうものか、これまでどういう歴史を経てきたか、現在のブームはどういう技術に支えられているか、これからどうなっていくかなどについてお話しします。

●人工知能がもたらす医療の未来とは
東京大学大学院医学系研究科 医療情報学分野 大江 和彦教授

 iPS細胞を使った再生医療や、一滴の血液で診断できる最先端医療が話題になるなど、医工学技術の発展により医療は日常的に進歩し続けています。
 一方で、TVドラマでは神の手をもったスーパードクターの手術が話題になりがちで、人の神業技術もまた医療になくてはならないのでしょう。
 医療は患者からの情報収集、情報の多角的分析、過去の情報と膨大な医学知識との照合、つまり診察と検査と診断、そして診断にもとづく最適な治療方針の立案と正確な実施、結果の再評価とそれにもとづく方針の変更などから成り立つ情報処理過程です。このすべての過程に人工知能が生かされる時代が来るでしょう。そのとき皆さんが受ける医療はどんな医療になるのでしょうか。

●ディープラーニング恐るべし!人工知能はどうして急にプロ棋士を超えられたのか
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 ライエル?グリムベルゲン教授

2016年3月に「AlphaGo」という囲碁の人工知能が囲碁のトッププロに圧勝しました。
将棋でも人工知能がプロ棋士に並ぶことになりました。
ゲームの人工知能の中身を説明し、AIは人間のトッププロより強くなっている理由を解明します。
驚くほどの進歩の主な理由は機械学習の発展にあります。特にディープラーニングという学習方法は「AlphaGo」の強さにつながります。
 ディープラーニングは皆さんの生活に大きな影響があると予想できます。ディープラーニングによって、人間の生活はどう変わるかを解説します。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京工科大学 八王子キャンパス
 〒192-0982 東京都八王子市片倉町1404-1
 TEL: 042-637-2111(代)
 FAX: 042-637-2112
 E-mail: jm-hcgyoumu(at)stf.teu.ac.jp
 ※(at)はアットマークに置き換えてください