商店街の活性化を目的とした「スマホアプリで音を探せ”スタンプラリー”」をメディア学部吉岡英樹講師がプロデュース

　10月18日（日）に八王子市の八日町商店街やみずき通り商店会を中心に実施される「スマホアプリで音を探せ”スタンプラリー”」をメディア学部の吉岡英樹講師がプロデュースいたします。

　街を回遊させるイベントとしてスタンプラリーがあります。本イベントは、そのスタンプラリーをスマートフォンで実施する試みです。スマートフォンは近年急激に普及が進み、幅広い世代が保有するICTツールと言えます。スタンプラリーに使う用紙は一度使ってしまうと捨てられてしまいますが、スマートフォン?アプリで実施することで、イベント終了後も継続して利用者とつながることが可能となり、次のイベントにも参加してもらうなどコミュニティの活性化につながることが期待されています。

　今回使用するシステムはフィールドシステム社が開発したサウンドコードを活用したもので、人の耳には聞こえないような高い音に情報を埋め込んだサウンドをスピーカから再生し、スマートフォンで受信するという仕組みです（図）。スタンプラリーの参加者は、地図を頼りにスピーカが置かれたチェックポイントを探し、スマートフォンで情報をキャッチし、クイズに答えて正解するとスタンプがもらえます。たくさんのスタンプを集めれば、最後に実施本部にて様々な景品がもらえます。

　本システムは、通常はサーバーと情報のやりとりをして様々なコンテンツを表示しますが、通信インフラが途絶えてもテキストなどデータ量の少ない情報を提供することが可能なため、災害時に避難所や最新情報を提供する方法としても注目されています。

　本イベントは八日町商店街振興組合が中心となり、八王子商工会議所、みずき通り商店会、PTA連合会、いちょうホール、8プリンセス、日本パンカツ協会の協力のもと実施いたします。また、株式会社未来技術研究所がアプリ開発協力を行います。