第5回CMC（セラミックス複合材料）シンポジウム開催報告

　本学CMCセンターによる第5回CMCシンポジウムが12月7日(水)、幕張メッセ セラミックスジャパン内で開催されました。 （主催:RX Japan、共催: 東京工科大学CMCセンター、CMCコンソーシアム、後援:日本ファインセラミックス協会 協賛: 株式会社IHI、三菱重工業株式会社、川崎重工業株式会社)
　シンポジウムは、本学CMCセンター長(副学長)香川豊教授の開催挨拶および講演「サンタフェECI国際会議からみたCMC研究開発のトレンド」から始まり、本学CMCセンターの藤原力特別研究教授より「NEDO国際共同研究について」、UBE株式会社の松永格氏より「SiC/SiC CMC強化に用いられる炭化ケイ素系繊維（チラノ繊維?）」、東ソー株式会社の山下勲氏より「高耐熱酸化物系CMCの開発」、株式会社IHIの中村武志氏より「航空機エンジン向けSiC/SiCの開発状況」と、それぞれCMC研究開発の最前線の方々よりご講演を頂戴いたしました。会場には108名の聴講者に参加いただき、熱心に各講演内容に耳を傾けていました。
　CMCは産業界の多方面からの需要が期待される未来の素材で、今後とも東京工科大学CMCセンターではさらなる研究を進めてまいります。

第5回「CMC(セラミックス複合材料)シンポジウム」開催のご案内：
/press/2022.html?id=230

シンポジウムの様子

CMCセンターの展示風景