デザイン学部学生らが日本心臓リハビリテーション学会ポスターコンクールで最優秀賞、優秀賞を受賞
日本心臓リハビリテーション学会 第24回学術集会用のポスターコンクールにデザイン学部学生らが投稿し、田嶋優貴(デザイン学部3年)さんのポスターデザインが最優秀賞を、神岡真拓(デザイン学部3年)さんと新保雄太(デザイン学部3年)さんのポスターデザインがそれぞれ優秀賞を受賞しました。授与式は7月31日に蒲田キャンパスで実施され、第24回学術集会の会長を務める本学高橋 哲也理学療法学科長が各学生に表彰状を授与いたしました。また、池田 政治デザイン学部長から各作品にコメントをしました。
◆田嶋優貴さん〔最優秀賞〕
はじめ、案を出すのにかなり時間がかかりました。心臓とリハビリをどうつなげるか、悩んでしまったのが原因です。
考え抜いた結果、ポスタ―上で生きる強さ、そして心臓の力強さを伝えたいと気づきがありました。
まず、強さをあらわす手法として、自分自身が小学生から経験のある書道で、鼓動や生きる強さを伝えようと考えました。
また、心臓ですので、ポスター上でも「心」のフォントを中心にレイアウト。そこに横浜のイメージである青をプラスしています。
一方で、「心」というフォントが強すぎてインパクトだけになってしまうことを避けたかったので、カモメを描くことで、
横浜が持つ楽しさも表現しました。
◆神岡真拓さん
横浜(日本)の太陽と心臓につながりのようなものを感じました。
そのつながりというのは、太陽?心臓ともにエネルギーを放つものであるということ。
そして、どちらも亡くなるまでずっと人についてくるということです。
そこから“横浜の心臓”をキーワードにデザインを制作。色彩構成の観点により、横浜のイメージから海を採り入れるなどしました。
また、白いふち(ずらし)をつけたのは、動きをつけるため。
心臓も鼓動を重ね、太陽もフレアなどが起き、絶えず活動しているので、その“動き”を表現しました。
◆新保雄太さん
もともとは明るいポップなデザインを考えていたのですが、
心臓の病気?リハビリというのは危機感を想起させるテーマでもあると思い至りました。
よって、危機感をあらわす毒々しさを加え、そこに身体の大事な部分であるという温かみを表現する色合いなどで表現しました。
これらを踏まえ、アバラや心臓などを合わせてデザインしました。
■医療保健学部WEB:
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