第6回CMC(セラミックス複合材料)シンポジウム開催報告
第8回高機能セラミックス展との共催として、令和5年10月6日に第6回となるCMCシンポジウムが開催され、無事終了いたしました。
当日は、国内外の研究機関、企業から80名以上の参加がありました。午後1時30分から、本学学長?CMCセンター長 香川豊教授の開催挨拶が、本学片柳研究所長 赤津隆教授の総合司会で始まり、日本ファインセラミックス協会専務理事 矢野友三郎氏より「CMCを取り巻く世界の動向」、次いで本学CMCセンター 藤原力特別研究教授、株式会社超高温材料研究センター技術部長 杉浦幸彦氏らによる「国際標準試験用SiC/SiC製造技術開発」、本学CMCセンター 田中義久特別研究教授による「タルボ?ローX線干渉計を利用したSiC/SiCの損傷過程の評価」、本学CMCセンター 武田道夫特別研究教授による「パルスフェーズサーモグラフィーを用いたSiC/SiCの非破壊検査」、本学CMCセンター 曽我部智浩特別研究教授による「RMI法によるSiC/SiCにおけるマイクロ波を用いた化学的劣化の検出」、本学CMCセンター 平田一郎客員教授による「SiC/SiCの拡張有限要素法(XFEM)を利用した界面最適設計」、本学学長?CMCセンター長 香川豊教授による「MCDAによるSiC/SiCの品質保証技術」と、それぞれのご講演の後、ファシリテーターとして本学学長 香川豊教授、パネリストとしてJenn-Ming Yang教授(UCLA)、Jon Binner教授(University of Birmingham)らによる「日本のCMCを成長?発展させるために」という議題でパネルディスカッション(英語) が行われました。
シンポジウム終了後は、別室にて交流会も開催され、午後5時にすべてのプログラムを終了しました。
今後とも、東京工科大学CMCセンターの活動につきまして、ご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。
第6回「CMC(セラミックス複合材料)シンポジウム」開催のご案内:
/information/2023.html?id=174
■CMCセンターWEB:
/karl/cmc/index.html